高卒初任給2,700円増東京労働局~”金の卵”高卒採用のトレンドを見逃すな!~

平成30年3月学卒者初任給集計結果発表

大学卒が前年と同額の20万5000円となる一方、高校卒は前年に比べて2700円増。
これは東京労働局が、都内ハローワークに提出された平成30年3月学卒者向けの求人票を集計した結果。

前年賃金を上回ったのは高卒のみ!

高校卒は、1.6%(2700円)増の17万2900円となり、全学歴で唯一前年を上回った。大学卒と短大卒、専修卒は、ともに前年度と同額の19万円。
これは、高卒に対する企業の捉え方が大きく変化をしていることを表しており、
賃金を上昇させても採用したいのが高卒だと、多くの企業が感じ始めている結果ではないだろうか。

平成31年3月高卒採用の求人票受付は6月1日~

今年度の高卒採用への注目はますます高まる事が予想される。
求人票の準備や、企業として高卒を受け入れ、育成する準備は出来ているだろうか。
過去には「金の卵」と称された高卒、今再びその時代が到来していることを感じさせられる。

高卒採用のトレンドに乗り遅れるな!

高卒採用への対応が出来た企業、出来ない企業で今後の人材確保状況や、
企業内の多様性への対応は大きく異なると考えている。
なぜなら、様々な学歴の人材を採用することは、多様性への対応の第一歩だと考えられるから。
これらは、今後社会や多くの企業において課題となる事であり、
早い段階から取り組んだ企業のみが、永続的な発展を獲得できるのではないだろうか。

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