高卒就職「1人1社」見直し :文科・厚労省、20年春めどに意見 

高卒就職における大きな特徴の1つである「応募は1人1社まで」という「1人1社制」のルールに見直しの動きが出ている。

新経済連盟からは以下のような意見がある一方で、

「高卒の採用のあり方を柔軟にすべきだ。議論が十分に行われているとは言い難い」。新経済連盟は政府に高卒の就活ルールの緩和を求めている。

学校側からは、慎重な意見も多く見られることから、慎重に検討を進める方針とのことだ。

就活ができる社数を無制限にすれば、高校生の負担が高まり学業に影響する恐れもある。文科省・厚労省は企業の要望とのバランスを考慮し慎重に検討を進める方針だ。

高卒の就活「1人1社」見直し 複数応募、企業が要望 文科・厚労省、20年春めどに意見 学校は慎重 - 日本経済新聞
高校生の就職活動で「応募は1人1社のみ」とする長年のルールの見直しが動き出した。人手不足の深刻さが増し、企業からより自由に採用を進めたいという要望が出ているためだ。ただ学校側には慎重な姿勢が多い。売り手市場の波が大学卒から高卒まで広がるなか、文部科学省と厚生労働省は検討会議で20年春をめどに意見をまとめる予定だ。「高卒...

日本経済新聞 2019年4月7日の記事より

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